ランタン谷から聖地ゴサインクンダまでのトレッキングは『地球を歩いている』と感じられる。ヒマラヤの村を渡り歩いた9日間その1

ネパールには世界最高峰のエベレストをはじめ8000メートル級の山がいくつもあり世界中からトレッカーが集まってくる。

エベレスト近くまで迫るトレイルのエベレスト街道や365度を神々しい雪山に囲まれたアンナプルナベースキャンプを目指すルートが人気だが他にも素晴らしいエリアを歩くことができる。

カトマンズからバスで7時間ほどのシャブルベシという町からスタートするトレイルだ。

そこは1949年にイギリスの探検家が『世界で最も美しい谷の一つ』として紹介したランタン谷だ。

2015年の大地震でトレッキングルート上のランタン村は消滅してしまったのだけど今回行ってみたら宿も新しく建てられていた。

個人的にアンナプルナベースキャンプへ行った時よりも歩いていて楽しかった。ランタン谷の果てにある村キャンジングンバは牧歌的で寒いけど暖かな雰囲気でもう1泊泊まりたくなった。

ということでランタン谷と聖地ゴサインクンダまでを写真多めでざっと振り返っていく。

ランタン谷の果ての村キャンジングンバまで歩く

滞在していたカトマンズのタメルを10月21日にバスで出発してまずはシャブルベシという村へ。本当は19日に出発したかったがダサインという1年のうちで最大の祭りとかぶっていてバスが運行していなかった。

フェスティバルの期間は15日間で日にちは変わるが毎年10月に行われる。学校も会社も行政も休みだからもちろんバスも運休。人々が額につけるティカは米とヨーグルトと赤い色素で作られている。

やっと運行開始されたバスに乗車。7時間かけてシャブルベシに到着し一泊。

トレッキング中に泊まるゲストハウスはどれも家族経営で小さい女の子はすでに仕事を手伝っている。翌朝の朝食のオーダーをとりにきたり夕食を作ったり運んだり。しかし男の子たちは手伝わない。女の子の役目という伝統なのだろうか。

ランタン谷の最奥の村キャンジングンバを目指してチベット系の人達の村を渡り歩いていく。

標高2000メートル付近。気持ちの良い日差しが入ってくる木々の間を歩いていく。

歩き始めて最初の宿はラマホテル。部屋の内側のカギが壊れていてかけられない部屋だったけど気にしない。標高は2300メートルくらいだけど寒がりだからかめっちゃ寒かった。

翌朝7時にラマホテルを出発。朝は雲がかかってなくて景色が良いから早い方がいい。

しばらく歩くとランタンⅡが見えてくる。

さらに進むと高い木がなくなって視界がひらけてくる。荒涼としているけど綺麗な花が咲いていたり小さくて可愛い鳥がちょこまか動いている谷底の道。

石造りの建物の残骸か

標高3500メートルを超えるあたりからヤクの生息地帯になる。

ヤクからとれるミルクでつくるチーズは濃厚で美味しいらしい。トレッキング道中のゲストハウスやレストランのメニューには『チベタンブレッド』というのがあってヤクチーズをトッピングしたのもあったから食べてみた。二日目のラマホテルにて。

チベタンブレッドはパサパサしていてあまり美味しくない。そしてヤクチーズがとろけるチーズの冷蔵庫から出したてみたいな状態でチベタンブレッドに挟まっていたこと。微妙だったなあ。

しかし、キャンジングンバで頼んだヤクチーズのチベタンブレッドはちゃんとチーズも一緒に焼いてくれたので美味しかった。

ランタン谷を歩く。長く続く谷底の道。地球を歩いているんだなと思った。

見えるのはランタン村。2018年現在はいくつか泊まれるゲストハウスがある。

ランタン村の手前の村ランタングンバで出会った夫婦。旦那さんの弟がキャンジングンバにいるから荷物を渡して欲しいと言われて袋に入った野菜を託された。ランタン村ではなく彼らのゲストハウスで一泊したのだけど新しい宿ということもあって綺麗で熱いくらいのシャワーも出るし、なにより布団がフカフカで暖かいのが最高だった。アンナプルナとランタントレッキングの中で一番暖かい布団だった。

ランタングンバの一番ランタン村寄りの黄色いゲストハウス。おススメ。

日本で普通に生活してるとコンクリートの上ばかり歩いている。山での生活は大変だけど人間が動物らしく自然に生きているのだなと思った。

ランタン谷の果ての村へ近づいていく。

チベット仏教のマニ石やチョルテンが沢山ある。通る時は体の右側を向けるように左側の道を歩く。

小さな寺院。ちょうど寺守りのおじさんが礼拝をするタイミングでチベット仏教のお参りの仕方を教えてもらった。

中をぐるぐる周って外にあるマニ車も周りながら回していく。おじさんは写真撮らしてくれなかったけど。

目的地のキャンジングンバまではもう少し。その2で書いていく。

       

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