映画「ギルバートグレイプ」の感想

ギルバートグレイプ

1993年公開のアメリカ映画

ジョニーデップと当時19歳のレオナルドディカプリオが兄弟役で共演している。

ジョニー・デップとディカプリオが共演している映画があると聞いて観てみた。

ギルバートグレイプのあらすじ感想(ネタバレあり)

ギルバート(ジョニー・デップ)はもうすぐ18歳になる知的障害を持つ弟のアーニー(レオナルドディカプリオ)と姉のエミーと妹のエレン、そして母親と一緒にアイオワ州のエンドーラという小さな町に住んでいる。

ボロくなってきている家は父親が建てたもので、今はギルバートがスーパーでの仕事の合間に修理や補強をしている。

父親は自殺していてそのことがギルバートによって話の中で語られている。

美人だった母親は夫の自殺後から過食をつづけ、今では自由に動けないくらい太ってしまって7年間家にこもりっぱなし。

知的障害を持つアーニーは町の給水塔にたびたび登って警察にも何回も注意されたりしている。

そんな弟の世話をするギルバート。毎日風呂の世話もする。

そんな弟を深く愛する兄のギルバート。

弟に手出しする奴は許さないと言っていつも優しい。

そんなギルバートは太っている母親を「クジラだ」と言う。

ギルバートの母親は7年も引きこもっているということで町でも有名で、その姿を見ようと近所の子どもが家を覗きに来たりする。

ギルバートはこの時にちゃんと見えるように子どもをもちあげてやる。そのことを友人におかしいと言われるのだが「そうか?」と答えるギルバート。

変化のない「眠ったような町」でギルバートは人妻と不倫をしている。町から出ていくわけにもいかず、家にも縛られているギルバートは常に曇った表情をしている。

ある日、祖母と二人でトレーラーで移動生活しているベッキーに出会う。

トレーラーが故障してしまって町に滞在している二人。

ずっと同じ場所で過ごしてきたベッキーの祖母をベッキーが「旅に出よう」と言って連れ出し、放浪の身となっているのだ。

ずっと同じ町で家族と家に縛られているギルバートと正反対の二人。

「外見よりも何をするかが大事なの」と言う彼女。

「あなたの望みは?」と聞かれたギルバートは

「家族に新しい家を。母親にエアロビクスを。妹が大人になって、アーニーに新しい脳を。」と答える。

弟の面倒をみて、家を支えているギルバートは自分のことなんかよりも先に家族なのだ。

自分がかつての父親のように笑わず、感情を表さないことにも気づかない。

そんな中アーニーが再び給水塔に登って留置場に入れられてしまう。

すると7年間家から出なかった母親が自ら息子を迎えに行く。

帰りには人が集まっていて写真をとったりジロジロ眺めたり笑ったりしている。

家を覗きに来る子どもを手伝ってさえいたギルバートだったけどこの時は家族みんなひどく傷つく。

そしてギルバートはついにアーニーに怒って本気で手を出してしまう。

いつも「誰にもいじめさせない」と言っていたのに自分が手を出してしまった。いつも感情を抑えて無表情だったがついに出てしまった。

しかし次に会う時にアーニーは怯えていると思いきやいつものようにギルバートに接する。

この時の二人のハグとじゃれ合い、その様子を眺める姉妹と母親。お返しとばかりに軽くビンタをするアーニー。

この名シーンでディカプリオの演技すごいな、、と思った。笑い方も仕草も。当時19歳のディカプリオだけど全然もっと幼く見える。

そして二階のベッドで眠るように亡くなる母親。それを見つけるアーニー。

体重の重い母を2階から運び出すのにはクレーンをつかわなくてはならない。

家ごと母親の遺体を燃やす兄弟たち。とても印象的なシーン。縛られていた家が無くなる。

そして1年後。

再びトレーラーでやってきたベッキーと祖母と一緒にギルバートとアーニーは旅立っていく。

ギルバートグレイプの感想

レオナルドディカプリオの演技がすごい。

笑い方も表情も手の動きとかも繊細さが良い。

アーニーを殴った後、誕生パーティーをやっている家に戻った時の姉とのやり取りとアーニーとの仲直りのシーンが好きです。アーニーに兄からの愛情はしっかり伝わっていたんだなとか思ってしまいました。それを眺めている姉妹と母親。

その後の母親とギルバートとのやりとりも良い。母親に気を使ってギルバートは色々背負っても報われないなと思って観ていたけどこのシーンで報われた気がした。

死は悲しいけどそれがないと彼らは自由にはならなかった。父親の作った家を母親と一緒に燃やす印象的なシーン。

前向きなハッピーエンドで良かった。

人は自由でいるべき

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